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少人数編成?
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少人数編成?

■僕たちは、自分たちの団をアンサンブルWINTを「少人数編成の吹奏楽団」と称しています。それは、「仕方なく少人数に甘んじているのではなく、現在の姿にある一定の満足を得ている」からそう言っているのです。一般的な吹奏楽の編成は50人。吹奏楽コンクールの規定をみても、そんなもんじゃないかと推測してみるわけです。市販の譜面を見る限りでは、35人いればなんとか譜面どおりのことができるというのが、一般的な常識といった感じがします。

■しかし、「少人数編成」の定義については、結構あいまいなものです。まー、うちの場合、周りから「少人数編成」ということについてツッコミをうけたことなどありませんが、僕ら自身、「何を定儀に少人数編成といってるのさ!」と小一時間ばかり問い詰められたらと、ちょっとドキドキしてしまいます。そんな疑問から、僕も何度かその定義について考えたことがあります。

■映画、スウィングガールズのピアノの男の子役、中村拓雄くんは、映画の中で、「吹奏楽は少なくても25人いないとできないだよ!」と声を荒らげていましたが、一般的なところとしてどうなんでしょうか?そうしたら・・・ありましたよー。全日本吹奏楽連盟のホームページに。「少編成作品募集」なるものが。ちょいと興味を持った僕は、あわよくば応募するくらいの勢いでページを開いてみました。

■びっくりしましたよ。「少編成」で示されているフル編成は31人。「カッコで示されているパートはなくても演奏可能なこと」という定義で示される最少人数は22人。ってことはですよ、奥さん。「小編成の吹奏楽は、最小でも22人です」といわれちまったわけですよ。繰り返しますが、僕らは13人。世の中には、22人のプレイヤーがいない吹奏楽団(部)だって相当数あるはずです。じゃぁ13人がアンサンブル形式なのか?といえば、きっとそんな譜面すら存在しないでしょう。今後ますます少子化の方向に進むというのに、僕らはどうすればいいんでしょう?

■それでも僕らは、「吹奏楽団」を主張しています。普段の演奏でヘルプを頼むこともありません。きっと世の中には、僕らと似たような悩みを持つ音楽好きの人たちがいます。もちろん、少人数の団体だけの悩みではないのかもしれません。でも、僕らは「少人数」という編成を武器にしていると考えています。この演奏会を通して「WINT」の音楽が、一つの問題提起になれば、演奏会も成功と言えるかもしれません。


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