へびの足

さて、第2弾は合宿までの裏話。どうぞ笑ってやって下さい。

初心者に足。

為にならない
用語解説
 しかし、よく毎週毎週同じ練習に耐えたなぁ。最初のうちなんてホント♭Bだけしか吹かないの。いや、合わないから先に進めない。みんなナーバスになってケンカも多かったなぁ。はじめのうちはみんなオロオロしちゃって、もう練習にならない。きっとみんな心の中で、「・・・ああ、自分の音がヒドイから・・・」とか思って胃の痛い思いをしたんじゃないかな。・・・すまん。実は原因は俺だ(笑) でも、そのうちみんな慣れちゃって、「はい、じゃあ次の音」とかいって先進んでいました。(笑)とにかくそんなで、趣味でやってるのに胃が痛くなることが多かった記憶があります。最初の2〜3ヶ月の後に入った団員は知らないだろうなぁ・・・いや、知らないほうがいいや。(笑) みんな諦めなかったのは単なる負けずぎらいと、あとは「後には引けない」という気持ちじゃないかと思いますね。

 さて、最後の大きなケンカがあった直後でした。僕等は苗場に合宿に行きました。そこは僕の母校、志木高校吹奏楽部の合宿で使っているところで、便乗したかたちです。僕は早めに着いて、夏の苗場でラーメンをすすっていました。時間的にやや早めに着くようにして、現地でお昼食べれば集合に間に合うと思ったんですね。・・・ところが、来るはずの他のメンツがなかなか来ない。僕はラーメンを食べる手を休め、携帯に手をやりました。なんとか電波も届いているようです。「・・・今どの辺?○○ちゃん、疲れていない?」中には妊婦もいます。無理はさせられません。一応僕なりに気を使ったつもりです。すると、「大丈夫みたい。峠越えるのきついから、越後湯沢まで出て廻っていくよ。」一緒にいってる団長の返事です。「うん、分かった。無理しないでゆっくりこいや。」「おう。」「で、今どの辺よ?」「今駅前でマグロ丼食ってる。」
「・・・は?」 はるばる新潟県まで来てラーメン食べてる僕等は一体・・・?(笑)

 練習は結構マジメにやりました。たまに側で恩師の岡○先生がコーヒーを飲んでいましたから、そりゃ力も入るってもんです。不思議なことに、生徒達はあまり僕等に興味がないようでした。そうそう、うちの団にフルート職人が二人いたんですが(今は増えて4人:笑)、そのうちのひとりが挨拶がてら、生徒の楽器の調整をしてあげていました。「音が出やすくなった」と喜ぶ生徒。ちょっぴりうれしい僕等。・・・そしてもっと喜んだ人がいます。・・・僕等の恩師です。(笑) かくしてフルート職人の彼は、近くで合宿しているU高校にまで出張し、楽器の調整をやらされていました。彼は夕食後、夜まで帰ってきませんでした。(笑)

 さて、なつかしい合宿もたかだか1泊2日、あっという間に過ぎ去ります。まるまる2日間吹いた僕等は恩師岡○先生にお褒めの言葉を頂き、めでたく一区切りつけることにしました。和音までとりあえずは目標のレベルに近くなってきたからです。思えばこの頃は、そればっかやってたんで、さすがに音は今以上にあってた気がします。夜7時まで吹いた僕等は合宿所を後にしました。次の日はみんな仕事です。おなかも空いたし、帰りにラーメンを食べて帰ることにしました。月夜野インターの側にある、そのラーメン屋に「地獄ラーメン」がありました。辛さも数段階あります。が、一人激辛を頼むとみんな見栄を張って、レベル低いのを頼みづらくなります。かくして、そろいもそろって注文したそのラーメン・・・上から2センチ、ラー油が浮いていました。この世の食べ物とは思えません。「
うん、いける!」とか言って食べるその顔には、明らかにいけてない表情です。帰りの車、パニックになったのは言までもありませんね。(その後団員から「私は美味しかった」と書き込みがありました。俺なんか唇しばらく感覚なかったぞ:笑)

 なにがともあれ、なんとか僕等の初合宿は無事(?)終わりました。ありがとね、岡戸先生!
「はい、じゃあ次の音」
すべての出来事をなかったことにする、リセット機能を搭載した便利な言葉。見て見ぬフリ、知ってて知らんぷり。場合によっては悟りの境地に入る。
※基本形の例
「なんだよ、MA@、このアレンジ、音間違いだらけじゃんか。吹けねーよ、こんなの。」
「はい、じゃあ次の音。」


・・・は?
信じ難い、もしくは信じるもんかという意識の表れ。この瞬間に幽体離脱していることが多い。
その状況をなんとか打ち消そうとする、無駄な努力が見え隠れする。
!類義語/ひょっとして
意味:「序章に足」参照。

★うん、いける!
そもそも死語。WINTでは、その状況を包み隠す場合に、明らかな死後を使用し、次回以降の自らの糧としています。
★類義語
「もう、オイラのアレンジったらナウなヤングにばかうけ!」
「・・・・。」