創立期のお話 アンサンブルWINT(埼玉県志木市 吹奏楽団)
アンサンブルWINT 吹奏楽団-埼玉県志木市
ホーム WINTについて 演奏会情報 練習について 団員募集 掲示板 リンク サイトマップ
 WINTについてトップ
 創立のいきさつ
 名前について
 編成表
 団年表
 WintfulLife
 カメラ君の独り言
 はじめの一歩
序章 | 初心者 | 名無しの吹奏楽団 | 冬支度 | そしてまた冬がやってきた。 | 2000年,2年目,2度目のステージへ |
| 3回目の合宿にて | わからぬままで | 2年目のリスタート | 出逢いがあれば・・・ | 俺がヒロシだ忘れんな! |

第8章 わからぬままでへ

4月16日、まだ寒さの残る日曜日のお昼ごろ、僕らは脱力感に身を任せながら総合センターの中庭にいました。今日は本番当日、模擬店も出ていて子供達が庭を走りまわっていました。僕らの脱力感は子供達のせいではなく、午前中の
僕らの演奏によるものでした。とでもですが心地よい疲れとはかけ離れています。

時計をまき戻すこと数時間前、僕らの2回目のステージは幕を開けました。大きなフロアに10人程度のお客。朝10時開始のお祭りの朝10時のステージです。そんな少ないお客様に僕らは大きなプレッシャーを受けていました。合宿を終えて1ヶ月。平日に練習日を増やし、与野の芸術劇場まで行ったこともあります。なんとか形になってきたのは本番直前。でもなぜかいい演奏にはなりません。明らかに練習量に音が比例しません。何故なのか?確かに選曲で背伸びはしました。
9人でファンティリュージョンをやる訳ですから。でも、自信過剰になる訳ではありませんが、自分のアレンジがそこまで影響しているとは思えません。むしろ、WINTらしい雰囲気は出てきています。でも、何かが物足りない。・・・まったく理由が分からぬまま、本番を迎えたのです。

不思議な雰囲気にとりつかれたまま、ステージは終了しました。お気遣いで、交流のある団体から何人かお見えになっていましたが、顔を合わせるのも恥ずかしく僕らは楽器運びを口実に裏に逃げました。後で自分達の演奏を聞くと、確かに頑張っている、・・・ただし、それ以上ではない僕らの演奏の音がありました。録音は嘘をつきません。本当に何かにとりつかれたようです。

ステージを終えても、その「何か」はしばらく僕らに付きまとうことになります。それは、もう既に申し込みをしていた、夏のイベントの辞退でした。その為に団内で2度ほど話し合いを持ちましたが、結果、「このままでは同じ事を繰り返す」
と辞退するに至りました。原因も、何をどうすれば良いのかも分からぬまま。
7章 9章

Copyright (C) Ensemble WINT All Rights Reserved.