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序章 | 初心者 | 名無しの吹奏楽団 | 冬支度 | そしてまた冬がやってきた。 | 2000年,2年目,2度目のステージへ |
| 3回目の合宿にて | わからぬままで | 2年目のリスタート | 出逢いがあれば・・・ | 俺がヒロシだ忘れんな! |
| 第7章 3回目の合宿にて |
合宿も団創立以来3回目を数えます。今回の合宿は非常に緊張感の高いものになりました。本番に間に合うか間に合わないか・・・本番1ヶ月を前に、僕らはその瀬戸際にいました。それでも「なんとかなる・・・」そんな自信があったのは、クリスマスコンサートでの成功イメージが強かったからだと思います。ま、そんな訳で僕らの合宿はスタートしました。
今回お世話になる合宿所は「長瀞青年の家」です。バブル期に立てられたというだけあって、非常にキレイな建物で、音楽室も天井の高く環境は申し分ありませんでした。初日は参加人数も少なく、金管の縦線合わせを中心に練習を開始しましたが・・・思うように進みません。吹けない音符がある・・・という訳でもなく、原因がつかめません。下手をすれば基礎から見直し・・・根本から覆されてしますような状況です。出来るはずのことが出来ない。当人達もなぜ出来ないのかが分からない。
そんな状況のまま2日目を迎えます。朝から全員が揃いますが、録音の結果はひどいものでした。ファンティリュージョンに関しては「なんとか通る」。それで精一杯。言われたことができない、一度やったことが出来ないくやしさに久しぶりに「ピリピリムード」です。唯一の救いは、合宿当日に上がったアレンジ「Go The Distance」が、1回目の通しで形になった事。しかし、根本的な救いにはなりませんでした。2日目も朝8時から始めた練習も16時を迎え、ついに終了です。もう間もなく4月というのに、大きな窓の外では疲れ果てた団員をよそに雪が降り始めていました。
今回の合宿で、僕らは本番には間に合わないということに気がつかされたと思います。合宿総まとめのミーティングでも「今回の合宿ではメドが立たなかった。ある意味、これも合宿で出た答えだから良い合宿ではなかっただろうか?」という団長の言葉にある通り、認めざるを得ない結果でした。これだけ課題を残してしまった合宿も珍しく、「困ったら合宿!」・・・合い言葉のようなイベントになっていた「合宿」も3回目にして大きな反省を残しました。
さぁ、合宿が終わればいよいよ本番まで残り1ヶ月です。楽しいはずの本番ですが・・・
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