創立期のお話 アンサンブルWINT(埼玉県志木市 吹奏楽団)
アンサンブルWINT 吹奏楽団-埼玉県志木市
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| 3回目の合宿にて | わからぬままで | 2年目のリスタート | 出逢いがあれば・・・ | 俺がヒロシだ忘れんな! |

第6章 2000年,2年目,2度目のステージへ

年が明けて2000年。世間で「2000年問題」とか、「1900年代最後の年」とかいわれた1999年の最後の日も、そして年明もあっさり過ぎ去りました。そのかわり、無事一つのステージを終えた僕等にとっては、希望に満ち溢れた年明けだったと思います。年明け早々、さっそく僕等は会議を開きました。思えば1年前の今頃、僕等は始動した訳です。

会議では、1年の計画、そして名前のことを中心に話し合いがもたれました。しかし話し合いがヘタな僕等はまたしても収拾がつかず、次回ステージ予定は決まったものの選曲などは2回目の会議に持ち越します。「また来週!」なんて言って別れたその次の日の会社で、朝っぱらからHr吹きから電話が入ります。朝礼が終わってまだ時間がたっていないのでなんとなく気まずそうに電話に出てみます。「・・・ん?どうした・・・・あ、ひょっとして!!!」 会社にいたことすら忘れて叫んでしましまいた。・・・そう、彼とCl吹きの奥さんとの間に女の子が誕生したんです。喜びをおさえ、冷静に電報を打とうと頭を働かせると、・・・なんと彼女は昨日の話し合いにしっかりと参加していました。いやいや、本当に気丈な人です。

さて、1週間後、僕等はまた話し合いの場にいました。3ヶ月後に迫ったイベントの為の選曲会議です。なんとなく自分達の「音楽」に自信を持ち始めた僕等の頭に、「また何かやっておどかしてやろう」というイタズラ心が湧き上がってきました。悪い癖です。また、1年前に始めた頃より、僕等は「小人数編成」をむしろ「武器」と考えていました。「この編成で、何ができるか」。決まった曲は・・・ファンティリュージョンです。勿論再アレンジが前提ですが。そしてとうとう僕はこの曲のアレンジを開始しました。

練習を開始して1ヶ月が経つ頃、ようやく全てのアレンジが終わりました。もう2曲、イン・ザ・ムードとゴー・ザ・ディスタンスのアレンジも終え、合宿を迎えます。この頃、はっきり僕等の心に変化が現れます。・・・思うように曲が仕上がらないのです。確かに仕事の忙しさに追われ、なかなか全員が一度に集まれることが少なくなってきました。しかし、みな練習はいます。している分、それは確かな「焦り」となって僕等の前に現れ始めました。あと1ヶ月半、僕等は本当に間に合うのか。答えは合宿で出るはず。出た答えは・・・
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