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序章 | 初心者 | 名無しの吹奏楽団 | 冬支度 | そしてまた冬がやってきた。 | 2000年,2年目,2度目のステージへ |
| 3回目の合宿にて | わからぬままで | 2年目のリスタート | 出逢いがあれば・・・ | 俺がヒロシだ忘れんな! |
| 第5章 そしてまた冬がやってきた。 |
12月に入り寒さも本格的になった頃、なんとか僕等は2曲をまとめることが出来ていました。結成当初まともに音が合わず、ユニゾンすら苦労していたことを考えると格段の進歩です。そういえば、11月から参加していたクラリネット吹きが入団を決定、僕等にとって明るいニュースとなりました。
ちょうど時を同じくして、もう一つ僕等に気になることがありました。参加を予定しているクラリネット吹きが、12月、臨月に入ったからです。練習も佳境に入りましたが、彼女は普段と変わらずクラを吹いていました。むしろオロオロしていたのは、他の団員の方かもしれません。そういえば彼女は出産前日まで団の話し合いに参加していましたっけ。
本番まで2週間残し、曲はある程度のところまで詰まっていました。さらに詰める事もできましたが、あえて曲作りを放棄し、舞台上の企画に移ることにしました。曲をそれ以上詰める事よりも、「どう見せるか」に時間を費やしたかったからです。アレンジ自体、実は「騙す」ことをコンセプトに進められてきました。「意外性」をもたせることにより、より印象深くしたかったからです。(この辺のコメントは、近日OPENの「勝手に聞きやがれ!」をご参照下さい) ここで、本番1週間前に2曲をつなげるというアイデアが生まれます。団員には唐突のことで迷惑を掛けましたが、上手く趣旨を理解してくれました。
本番当日はとても寒かったことを覚えています。長時間練習を重ねてきたこともあり、皆落ち着いていたようです。始まってしまえば早いもので、自分達のステージはあっという間に終わりました。ミスもあり、実は練習テンポより10程度早かったんですが、自分達では納得度の高いステージになりました。旧友やメールの呼びかけで初対面にもかかわらず掛けつけてくれた他団体の方から演奏後、様々な方からコメントを頂き、今でも僕等の支えになっています。
この演奏は、今、僕の手元に1枚のCDになって大切に保管されています。そういえば、団結成の話が持ち上がって1年が経ちました。1年前の僕等は、まだ出会っていなかったり、出会っていても話がどれだけ具体化するのかなんて予想すらできませんでした。1年目に随分良い思いをさせてもらいました。さて、僕等の2年目は・・・?!
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