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序章 | 初心者 | 名無しの吹奏楽団 | 冬支度 | そしてまた冬がやってきた。 | 2000年,2年目,2度目のステージへ |
| 3回目の合宿にて | わからぬままで | 2年目のリスタート | 出逢いがあれば・・・ | 俺がヒロシだ忘れんな! |
| 第4章 冬支度 |
夏の合宿を終えた僕等は、具体的に初ステージへの取り組みを始めました。クリスマスコンサートに10分程度の枠をもらっていたからです。丁度お盆時期をはさみ、9月頃だったと思います。結成当初から、初ステージとして視野にいれていましたから、少なくとも皆、1年以上振りのステージになるわけです。私達の力の入りようもお分かり頂けるのではないでしょうか。
まずは選曲です。冬らしく、かつ暗くない曲というコンセプトで選曲ミーティングが行われました。いずれにしろまだ9人の編成でしたから、(後ほど一人増えて10人になっています。)選べる曲には制限がありましたし、選曲した曲は全てアレンジし直されています。1曲目が上がったのが10月上旬。合宿好きな僕等は、また中旬に合宿を開きました。今度は東松山青年の家です。ここで1曲メドをたてることが、本番2ヶ月前の命題でした。
格安の宿泊代と他に何もすることのない環境のおかげで、僕等は練習に集中することができました。とりあえず通すところまではメドが立ち(指揮者がいないので、私達にとって曲に緩急をつけて通すことは常に大仕事・・・)、残す課題もはっきりし、2曲目もさわることができ、なんとか12月までのスケジューリングがはっきりしたことで満足感と達成感を得ることができました。僕等の「困ったときの合宿頼み」の精神は、ここで確定的なものへと変わります。次回崩れ去ることも知らずに。(笑)
合宿を終え、合宿を終えた僕を、ひとつ悩ませることがありました。2曲目に選んだ「星に願いを」のアレンジが、完成後に良くないことがはっきりしたからです。実は、アレンジしている段階から和音のテンションが非常に高く、9人に割り振りしきれていませんでした。ピアノ譜を基にしていた事が大きな要因なようです。さらに驚くことに、譜面により使用している和音進行が異なっていました。他の譜面もあてにならない・・・はっきりいって、アレンジ前になめてかかっていました。そんなことが原因で、アレンジの修正が11月に食い込み、練習回数を増やす結果になったのです。本番1ヶ月前、大きな誤算でした。
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