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序章 | 初心者 | 名無しの吹奏楽団 | 冬支度 | そしてまた冬がやってきた。 | 2000年,2年目,2度目のステージへ |
| 3回目の合宿にて | わからぬままで | 2年目のリスタート | 出逢いがあれば・・・ | 俺がヒロシだ忘れんな! |
| 第11章 俺がヒロシだ忘れんな! |
WINT初のミニコンサート。果たして何人が「それ」を初の自主コンサートと認識しているのでしょうか。
合宿から帰った僕らは、ヒロシの希望を考慮し、お世話になったお近くの団体、モッソさんを練習に誘うことにしました。そうなったら・・・僕の頭の中には、どうせなら・・・という気持ちが芽生えます。彼のクラリネットを、最後にお世話になった方々に自慢したくなりました。早速本人を始め、他のメンツに相談です。「どうせだから、何人か呼ぼうよ。」・・・こうしていつの間にか練習は、お客様を呼ぶ前提になっていました。
でも、僕らに何ができるのでしょうか。そもそも「その日」は2日後。まずはHPで告知です。「・・・ま、2〜3人も来てくれればいいや。」そんな気持ちです。次に曲目を考えました。そんな矢先に、Saxがアンサンブルをやるという噂を聞きました。羨ましくなり、僕も譜面を書きます。後は、ヒロシとWINTにとって、ゆかりの深い曲を選びました。とは言っても今までの演奏曲目はたったの6曲。ヒロシが退団前に書いた曲が1曲。僕らにはどのみち限界です。こうして勝手に選曲が進みました。ついでに企画です。せっかくですから、来て頂いた皆様には吹いて頂く事にしました。さ、これで種は全て揃いました。こうして本番の日を迎えます。
集まって頂いた方々約10名。僕らにしちゃ上出来です。本番当日になってミニコンサートになったメンバーもいました。ミニコンサートのタイトルは・・・「俺がヒロシだ忘んな!」ミニコンサート。・・・とても幸せな時間が過ぎ、本番は無事、終了しました。会場の片づけはお客さんが手伝ってくれる有り様ですが、僕らの感想は、ヒロシのMCに代表されています。
「うーーん。自己満足!」
・・・今、このミニコンサートはCDとなって僕らの手元にあります。僕は、このCDを聴く度に、ヘタクソだと笑いながら、「ヒロシ」と一緒にいた時間を思い出し、なにか懐かしくて穏やかな気持ちになります。そして、メンバーが増えてきた今でも、WINTの原点として、見学者の方々にはこのCDをお配りしています。
それから。僕らには、とっても懐かしいにおいのする曲があります。それは、総合センター祭りの為にアレンジした「Gothe Distance」という曲で、クラとソプラノの好き放題吹く前半部分で幕を開けます。これを僕らは彼らの名前をとって、「2人のヒロシ」というサブタイトルで呼んでいました。アレンジ当初は全然っそんな気持ちはありませんでしたが、今となっては、ヒロシの想い出に直接結びつく、不思議な曲になりました。
・・・当日は、本当にご協力・ご参加頂きました皆様、幸せな時間をありがとうございました!
そして最後に「ヒロシ」君。
いつでも君の居場所はここにあります。
・・・頑張れよ!
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