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| 序章 |
1900年代も今年で最後という年の年明け早々、7人の男女があるファミレスに集まりました。集まった目的は、「新しい吹奏楽団」を作ること。メンバーの考えていることは多分一緒です。新しい団に賭ける思いは、話をするまでもなく充分伝わってきます。 気心知れた仲間達ですから、話をする必要もなかったのかもしれません。
・・・それでも話し合いの上、「コンセプト」を明確にしてからスタートしたかったのです。なぜなら、「目的なくして人は定着しない。目的のない団では妥協が多くなる」「こだわりも違えば理想も違い,達成感の相違につながる」。それが私達の得ていた教訓だったからです。
その結果、「音楽」する為、「音楽」を楽しむために、やるべきことは、しっかりやろう。という、はっきりしたような、しないような「方向性」を確認しました。その場の話し合いで結論を出してしまうより、実際に活動してからの為に、ある程度の「許容範囲」は欲しかったのです。ただし、団員が7人いれば7通りの考えや感じ方があって当たり前。新しく人が入れば、それもまた同じ事です。極論、「話し合いは何度でもしよう。でも目的違いを感じ、団を去りたいのならまた、無理に引き止めることもしない。」 乱暴な言葉を使えば、「イヤならやめろ。」 ・・・これが団を作るにあたっての「覚悟」になりました。
その話し合いの数日後、僕らは名前も決定せずにに練習を開始することになるのです。まずはふたを空けてみるまでは、なんとなく実感が沸かなかったからかもしれません。外部への体裁云々よりまず先に、やることをやる。そんな気持ちも強かったのではないか、と、今更ながらに思っています。
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